・推定年代
1930〜1940年代前半
1930〜40年代頃、イギリスのバーミンガムで製作された
Mayell Brothers社の銀メッキ・フラワーベース。
口部には繊細な植物文様の装飾が施され、
優雅なシルエットと柔らかな輝きが特徴的な一品です。
当時は「Posy Vase(ポージーベース)」と呼ばれ、
小さな花や庭の摘み花を飾る卓上のアクセントとして愛用されました。
銀器に比べ軽量で扱いやすく、英国の暮らしの中で実用と美を兼ね備えたデザインです。
落ち着いた光沢と気品あるフォルムは、
ドライフラワーや一輪挿しにも美しく調和します。
書斎やリビングのクラシカルな空間演出におすすめです。
メーカー刻印
刻印にある “MAYELL BROS ZINC” は、
20世紀前半にバーミンガムで活動していたMayell Brothers(メイエル兄弟社)のもの。
同社は主に「Electroplated Zinc(電気メッキ亜鉛合金)」製の家庭用品を製造しており、
銀器の代替として1930年代の英国中流層に広く流通していました。